Photoレポート(1):撥遣(はっけん)式~御像搬出


平成23年10月2日午前10時、高徳院仁王門の前では、御像搬出に備え、撥遣(はっけん)式が行われようとしていました。

一方、その年の6月、高徳院境内の一画では、御像修理のための仮設作業場の建設が始まろうとしていました。

6月20日午後3時。仮設作業場の建設現場での打ち合わせです。

修理前の吽形像です。よく見ると大変な傷みようです。

平成23年10月2日午前10時半。撥遣式の始まりです。撥遣式とは、御像など魂の宿るものを一時的に単なる造作物にすることを言います。

撥遣式の日には、既に仮設作業場が完成し、御像の搬入を待つばかりになっていました。

PhotoVR撮影用の背景紙の位置を決めるためのシミュレーションです。

10月7日午前9時。御像搬出がこれから始まります。

搬出は阿形像から始まりました。

阿形像です。こちらも相当傷んでいるのがわかります。

搬出前に養生が施されます。

しばらく養生作業が続きます。

御像は簡易的な巻き上げ機で持ち上げられ、台座からはずされて宙につるされます。

それから御像は少しづつ寝かされ、外に運びだされます。

阿形像は、こうして無事、お堂から取り出されました。裏の作業場までは専用のトラックで運ばれてゆきました。