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仮設作業場に運び込まれ、まずは現状把握のための点検が行われます。 |
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阿形像・吽形像の二体はこのように床に寝かされ、 |
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間近に見ると二体ともかなり損傷しているのがわかります。 |
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点検の結果、このまま御像を立たせることは極めて危険だという結論に達しました。 |
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従って、回転テーブルを使ってのPhotoVR撮影は中止。3次元計測も寝かせたままの状態で実施することになりました。 |
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11月21日午後1時。高解像度3次元レーザースキャナーを使った3次元計測の始まりです。 |
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まずは3眼の赤外線カメラのキャリブレーション(較正作業)です。この赤外線カメラでハンディーレーザースキャナーの位置を追跡します。 |
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ハンディーレーザースキャナーをパソコンに接続し、これから御像表面の測定にかかります。 |
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3眼の赤外線カメラを御像に向け、レーザースキャンの開始です。 |
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スキャンされたデータは、点群としてリアルタイムにパソコンに表示されます。 |
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阿形像の後頭部をスキャンしているところです。後頭部にレーザー光線の残像が映っています。 |
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スキャンは、欠けた面が残らないように丁寧に続けられます。が、今回は御像を動かすことができないため、裏面の計測は断念せざるを得ませんでした。 |